10月27日(火)より開催の 日本で最大のメガネの国際総合展(IOFT2009)に参加して昨日帰還致しました。そして、早速ご報告と思ったのですが...
無い!
無い!
見つからない!!
何が!?
そう、国際総合展(IOFT2009)で撮り貯めた
「写真機」 が....
思い出した、 昨日入れ替わりで上京した、専務に荷物を「写真機」ごと渡してしまったのだ。
というわけで、ネタは、後日「写真機」が戻ってからにするとして...
今日は、「店休日」ということもあり、「歴史」ネタでいきます。
つい、数日前、当地「桜井市」の「桜井茶臼山古墳」が新聞の一面に
前回、封印を解かれたのが60年前。(生まれる前だった。)
そして今回も公開・調査後、埋め戻されてしまうということで、
今日を逃すともう二度と自分の目で見ることは出来ないと思い、
早速現地へ。
そう、いまから、30数年ほど前、地元小学校に通っていたときに
小学校の目前に見えていた、「小さい山」が「桜井茶臼山古墳」です。
下の写真は 北側から見える昔なじみの風景。
本日から3日間のみ現地説明会があると聞いて、
早速行ってまいりました。(奈良県橿原立考古学研究所主催)
AM10:00 ~PM3:00
確か、以前はこの入り口兼受付所はずっと平地のままだったと思いますが...
なんと見学コースまでついていました。
これが現場、前方後円墳の円墳の頂上です。
発掘現場で。石室の上に蓋が置いてある..
石室壁面は見事に石板が綺麗に整然と並べられている... キレイ。
石室の蓋に当る大きな石板が並べられていて、
このピンクのような赤のような色が、あの『水銀朱』といわれる
不老長寿の仙薬と伝えられている希少な顔料との事。
いたるところ、ピンク色のような赤色のような
色が垣間見えます。
ピンクオパールのような、鮮やかな色。
たぶん石室にいると肌があかるく、元気が出る色。
・・・「古代」カラー
びっくりなのは、この『水銀朱』が古墳時代(3~4世紀)から、
よく平成の現在まで色を保ち続けたものだと感動ものです。
私達が扱っている「アイウェア」も
お使いいただいて年々色あせるカラーもあれば、
レンズカラーも経年で「退色」という現象が起こります。
この古墳のなせる業か? それとも?
お気に入りのサングラスも入れておいて欲しくなったりして???
この技術が古来より日本にもあること自体、また桜井に存在したこと自体が単なる偶然ではないように思います。
しばらく見とれていたあと、本体の木棺は研究所に移送されたあとだったので展示写真をさらに撮影。
わたしも、こんな棺は見たことが無い。
聞くところによると、「大王クラス」の人物の棺だとのこと。
こんな方が前に眠っている前の小学校だったとは本当に『ぴっくり』です。
よしかわ (な)
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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