昨日は、両眼視機能測定の勉強会...。
いつも、新しい刺激? 気付きをいただいています。
たまたま、伺った時も、スポーツ選手に、目の使い方のトレーニングを
されていました。
実際に指導されているのを見るのは、初めて(@_@)です。
眼の使い方と言ってもわかりにくいのですが、「ワイルド・ワイド」な
野性的なものの見方、とでも言いましょうか、それに対して「脳」で
ものを見るという、ものの見方。
さすがスポーツ選手となると、その切替の如何で、成績まで変わる!?
でも、よくよく考えると、ワタシたちは、文字情報を見る訓練を、小学校?
いや 幼稚園の時から受けてきているのです。
だから、この訓練のおかげで、今の文化・便利な暮らしがあるのですが、
あまり行きすぎると、もともと人類が始まったときから備わっていた、
「ワイルド・ワイド」な野性的な見方ができなくなってしまい、
「ピンポイント的な脳で見る見方」に、ハマってしまう...
スマホ依存症も結果的には、その代表例ですね。
居合わせた、スポーツ選手もそのようなお話が絡んでいましたね。
「筋力トレーニング」とか「テクニカルなトレーニング」というのが、コアな
トレーニングと思っていましたが、
スポーツの世界にまで、そんなに「眼」が影響するのは...(@_@;)です。
『もしも』、シリーズです...
もしも、野生のトラが、『スマホ生活』をするようになったら、
草原を左右ジグザクに機敏に動いて逃げ回る「シカ」は、
捕らえられなくなるのでは...というのは極端な空想ですよ~♪
野生のトラは、獲物をとる際に、逃げ回る「シカ」だけでなく、その周囲1キロくらいの起伏・地形を把握して、そんなイメージの中の「シカ」を追っかけているというのに近いでしょうか。
それが、シカの尻尾や足をだけを見て追っかけると....獲物に逃げられる....?
現在の「ヒト」はピンポイント的に脳で見ようという傾向になりつつある
ワタシ達メガネ屋でも、この事を理解しながら、お客様の背景を読み取る事が
必要なんだなとつくづく感じた1日でした。
座って『眼』を見せて頂くだけで、「お客様」の背景がわかる....
そんなことができたらいいのですけどね。
「木を見て森を見ず」から、
「木を見るだけで、森がわかる」となれるよう、日々精進ですわ~♪
♪万葉の民
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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