先日、何人かのお客様から、先日のメガネ屋版「あるある」ネタの、
視力検査で掛ける「テスト用のメガネ」の置き方」ってあったんやね~って
お話しいただきました。
案外知られていなものなのですねぇ。
今日も元気に、「万葉の民」です!
8月も最後、今日も大好評のメガネ屋版「あるある」ネタ、
8月Vol.2、行ってみたいと思います!!
【選択】
メガネのたたみ方、どちらが正しいと思いますか?
①.両腕(テンプル)を持って同時にたたむ。
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②.前枠(フロント)をそっと、片手で支えて、片方ずつ、腕(テンプル)をゆっくりと、たたむ。
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①と②、どちらが正しいと思いますか?
「三つ子の魂、百まで」ということわざにもありますが、
なかなか習慣となってしまった方にとっては、変えにくい習慣、
メガネのたたみ方にも、同じ事が言えますね。
フレームの作りにもよりますが...
概ね、メガネ屋の立場から言いますと、断然、②が正しいでしょう。
じつは、メガネをあまり、洗ったり、手入れされない場合、特に夏の暑い時期に多いのが、
メガネの腕(テンプル)にあたる部分の開閉が固くなってしまっている場合が、多いのです。
錆びたり、汚れや汗が付着して固まってロックされている状態。
その固くなった状態で、無理やり、①のように「両腕(テンプル)を持って同時にたたむ」と、
フレームの一番弱い所にどんどん負荷がかかり、いわゆる「金属疲労」状態になります。
しかし、まだ、この時点では、外見上の変化が分かりにくいのです。
で、夏の終わりの今頃になって...
「金属疲労」状態の弱いところが一気に破断し、「あらっ、大変!!」となってしまうのですね。
(但し②の様にされていても、メガネの腕(テンプル)にあたる部分の開閉が固くなってしまっている場合は、そのままたたまず、お店でメンテナンスが絶対必要ですネ!)
修理も出来ないことは無いですが、スペア用のメガネを
確実に持っておくことが必要ですし、そのようにならないためにも、
日頃からメガネの取扱いとお手入れと、皆さまの、「メガネ愛♡」を注いで
接してあげてくださいね~♪
末永く、お客様のもとで、メガネがお役に立ちますように...。
♪万葉の民
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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