昨日の「横田流フィッティング」の話をします。
ワタシは、SS級認定眼鏡士の資格を持っています。
資格を取得した後も、毎年講義を受講し、常に学び続けなくてはいけません。
視力検査はもちろん、目のお話や病気についてなど、
理論だけでなく実習もあったりします。
その中にフィッティングの講義もあるんですが、
基本的なお話のみに終わっていて、
実際は、みなさんお店で経験を積むしかないんです。
我流でしていると、出来たつもりでも、
後で痛くなったり、すぐずれてきたりします。
なぜかって、一人一人お客様のお顔は違うし、
一つ一つメガネの形状も違うので、
どのようにお顔に添わせるかという「完成形の見極め」と、
固い金属をその形にするという「手さばき」が、
基本の教えだけでは学べないからです。
私が初めて「横田流フィッティング」を学んだのは、6年前でした↑。
それ以前から横田先生は、
日本最大のメガネ展示会IOFTで毎年セミナー講師を務めておられ、
全国各地でも、セミナーを開催しておられました。
お顔にのせているんだけど、ゆるすぎず、痛くなく、
そっと抱きかかえるような掛かり心地・・・
このセミナーで受講した時に、こんなメガネの掛かり心地があるんだ~
と、本当にびっくりしました
これは絶対、お客様のためになる!と思い、
最初は、もりりん店長にセミナー受講してもらっていました。
でも、視力検査の勉強の方で忙しくなり、参加できなくなって、
それなら私がやるっ と、3年くらい前から受講しました。
同じメガネ屋さん仲間とのトレーニングも入れると、ほとんど毎月。
横田先生のお店がある埼玉県まで、行ったこともありましたよ↓。
でもね、進歩が遅いんです
ぱっと見てすぐの理解力、金属の曲げ具合を手の感覚で感じる能力、
先の先まで見越す能力、きっと他にもあります。
遅いし、出来ないし、わからないし、でも出来るようになりたいし。
ちょっとずつしか上達しなくて、私の後から始めた方が、
みなさん認定フィッターさんになられるんです。
でもね、でもね、先日の名古屋セミナーで・・・
認定フィッターさんになれました~
ようやくです。6年かかりました。
でも、ここからがスタート。
私が感じた、
お顔にのせているんだけど、ゆるすぎず、痛くなく、
そっと抱きかかえるような掛かり心地・・・を、
お客様に提供できるように、これからも努力したいと思います。
7月も、メガネ屋さん仲間と1回、セミナー受講1回。
頑張りますっっ
まだまだ、まだまだ、頑張りますっ
Hiromi
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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