サングラスのご用命が多いですね。
店頭も、この時期は一番多く並んでいます。
厳つい系、スポーツ系、西部警察?系、色々ありますが、
「これが一番落ち着くなぁー」とお選び下さいました。
温厚で誠実なお兄さんタイプのKさま、
やわらかいシェイプのサングラスがお似合いですね。
実はこのサングラス、
日本の色をテーマにしたシリーズです。
現れては流れゆく景色、そんな、
日本の美しい色の瞬間を切り取った、
黒、朱、藍、苔、茶という五つのシーンを
生地で表現したひとつ、「茶」です。
<茶>古びた板間を照らす一筋の光。
辺りが夕闇に包まれる時、ノスタルジックな風情が立ち上がる。
言葉の表現も素敵ですし、
Kさまも素敵です~ ありがとうございました!
さらに、テンプルの先っちょに刻まれているのが、
三つ組手亀甲文様。
障子・欄間などに使用される文様で、
見えないところへのこだわりが、日本の美学です。
大切な1本を選ぶとき、
細かいところまで、意味をもって作り出されたデザインは、
毎日使うときにも心に響き、
大切に思い、長く使っていただけますね。
(JAPONISM SENSEジャポニスム・センス JS-S003)
店頭では、黒、朱、藍、苔、茶のうち、
「朱」だけになりました。
<朱>散り積もる落ち葉が緑を染めていく。
朽ち果てるまでの僅かな贅沢な時間。
「贅沢な時間」、あら、いいですよねぇ~
掛け心地も、とてもいいんですよねぇ~
Hiromi
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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