12月嵯峨野ライトアップで、
落柿舎が印象に残っています。
松尾芭蕉のお弟子向井去来の
別荘でもあることからか、
投句箱があって、
私達も俳句を作ってきました。
いやいや、とても、
披露できるものではありません。
読んだ人の情景が、文字から
映し出されるのが俳句なのよ・・・
と、大神神社や毎日新聞の撰者を
されている先生のお言葉です。
繊細な中に、
しなやかさがあるデザイン。
私もいつも、フレームのデザインから
イメージを伝えたいと思っていますが、
言葉にするって、
本当に難しいですね。
Mさま、ありがとうございました。
今度、大神神社で俳句を読みたいと思います。
侘しさのある落柿舎も好きですが、
12月のいつもと違う、
光と演出のある落柿舎も、
これまた面白く感じました。
有名な芸術家?さんが、
落柿舎の「落」という字を、
表現した作品です。
かやぶきの屋根を「草冠」、
柿渋のプリントされた水色の絵を「さんずい」、
右の下にある手水鉢を「口」になぞらえ、
障子の真ん中にある「白い柿」によって、
「落」を意味し、
故事「身を捨ててこそ浮かむ瀬もあれ」を
表現しているとか。
「落」とは何か?
身を投じるとはどのようなことなのか?
という問いかけだそうです。
うーーーん、
この世の中、深いモノが多いです。
Hiromi
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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