昨日、とあるレンズメーカーさんから
面白い考え方のレンズの
説明を受けました。
今、50才くらいの老視になってきた方向けに
よく使われるメガネ用のレンズのなかで
遠近両用とか中近レンズなどがあります。
どちらかというと、遠くの見え方をベースに
考えられることが多いので、遠くの見え方に
困らないように視界の広さも遠くの部分が
非常にワイドになっています。
最近、中近レンズもよくご案内しますが、
このレンズもどちらかというと遠近両用に近い
発想かなと思います。
きっと、これらのレンズが開発されてきた世の中の動きでは
基本、車社会であったり、ヒトが今以上に移動していたので
当然、遠くの見え方がターゲットとなっていた時代と
遠近両用レンズのつくりとは一致していると思います。
が、最近の様子は少しずつ変わっています。
依然、車社会ではあるものの、ひょっとしたら...
ちょい昔と比べて、スマホ、タブレット、PCの前に
いる事が急激に増えたのでは...?
極論の発想ですが、この特にスマホ漬けの時代では、
ひょっとしたら近用部(手元を見る部分)をしっかりとワイドに
してあげて、負担のかからないように考慮した考え方の
レンズは、これからの時代の夜明けかなぁと思いました。
なかなかこのお話は文字では通じにくいので
文字であらわすとすれば...
遠近両用レンズは...
遠 中 近
中近レンズは...
遠中近
遠中近
で、今のお話は...近遠レンズ?
遠中近
こんな図式になったらなぁ...という希望です。
最近は1日たった往復30分の運転の為に
しっかり見える近視のメガネで1日8時間のパソコンに
集中してのお仕事の方の悩みが増えている...
時代が既に変わっているのに、メガネの考え方が
昔の視力至上主義のまま...。
そろそろ頭の切り替えが必要になってきた今日この頃です。
そのうち、自動運転の車にのるとホントに
ダッシュ・ボードのコントロールパネルを
しっかり見えるようにしておけば、
「近遠」レンズのみで良くなるはずですけどね。
別の例えであえて言うと...
普段は、「打ち上げ花火」を下からしか見ることがないですが...
もし、上から見ることができたとしたら、
きっと今までにないものが見える気がします。
打ち上げ花火、ドローンで空撮している動画を見て
ふと気付いたのでありました。
♪万葉の民
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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