遠視の状態で、近くを見る時は外斜位...
外斜位は、一般に対象物を
見るときに寄せ目を余分に
しないといけなくなる状態で
目の個性のひとつとも
言われています。
10年ほど前の遠近両用メガネが
現在は弱矯正・低加入度となって
しまったままの常用です。
作られてから、
何度か、近くがさらに見えるように
遠近両用メガネをいろいろなお店で
渡り鳥のように作ってみたものの、
どれも、ずっとかけていられない。
作られたメガネがすべて、不調に
終わってしまっているお悩み相談。
実に、奥が深~い、ご相談。
遠視の方に多いのが、
・視力を欲しがり、遠視の弱矯正から
抜け出せないでいること。
そして、次によくあるのが
・遠視対応メガネ特有の足元の距離感。
これは、どうしても今までより床が近くに
感じてしまうのですね。
そうして手をこまねいているうちに、
肩こりと、慢性化する疲労感。
さらに...睡眠障害様な症状が
出ておられます。
最近では、当然のように病院で
処方されたお薬で睡眠できるように
されているとか。
と、いろいろなことが、
ここ数年で起こっておられます。
眼科さん、内科さんでも全くの
異常なしと、そこでおわり。
ご相談の中で、かなり気になったのが
起きている時間のどこを切りとっても、
目が過緊張状態を続けているという事
さらに...
遠方はまだしも、近くをご覧になる時は
外斜位(ある種の眼の個性です)のため
スマホを近づけて見た際にご自分の
寄せ目力をめいっぱい、駆使して
見ておられるという事です。
遠視も急に上げられない。
さらに言うと加入度も上げられない。
そして、近見外斜位ときたら、
遠近両用を追っかけている限り
解決しないだろうなという予想です。
早い話が、老眼が進んでいけば、
スマホや書類など手元を見ることが
多い人は、特にそのシチュエーション
ごとに、目と身体に負担のかからない
状態にできるメガネがベストな選択。
そう、現代でたとえてみると、
皆さんも「あるある」と思いますが、
スマホ、タブレット、パソコンの
3つあるけど、一部共用、
一部使い分けみたいな感じ。
あれも、これもを1つにまとめようと
すると、無理が出てきます。
遠近両用のみで全部をまかなおうと
欲張らないことが、こういった症状に
対する ひとつのアブローチではと
感じた 9月初日です。
すべての人に当てはまる話では
ないことを前置きにして...
遠近両用万能説を信じておられる方が
なんと、多いこと。
♪万葉の民
Author:セラヴィ・ヨシカワ
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