フジコ・ヘミングのコンサート ＆ 阿修羅

大阪福島の、ザ･シンフォニーホールで開催された
「フジコ・ヘミング＆ヴァスコ・ヴァッシレフ」のコンサートに、
行ってきました。

 
フジコ・ヘミングをご存知の方も、多いと思います。

天才的なピアニスト、１７歳でコンサートデビューをし、
ベルリン音楽学校に在学中は、
教えてもらうことはもうなかったそうです。

ヨーロッパでキャリアを積むけれど、
風邪の高熱で聴力を完全に失い、活動が出来なくなります。

今は、左耳のみ４０％が回復。

３０年余りの海外生活から帰国し、
１９９９年に波乱に満ちた半生をNHKが紹介をしたことから、ブレイク。


そのとき、すでに６７歳。　そして今、７７歳



彼女の代表曲「ラ･カンパネラ」・・・

もう、涙が、ポロポロ でした。


その演奏は、彼女の人生を、語っているように聞こえました。


演奏を聴くと、
情景が浮かんだり、感情が湧き上がったり・・・だと思いますが、
彼女のピアノの音は、語っている言葉に聞こえました。

ほんとうに、よかったっっっっ



そして、もう一人の天才、ヴァスコ・ヴァッシレフ。

バイオリンを生で聴くのは、初めてで、
こんな音だと、初めて知りました。

寂しそうであったり、悲しそうであったり、優しく感じたり･･･
いろんな音色がするんですね。

いろんな表情があるのを、感じました。

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いろんな表情というと、興福寺の阿修羅像。


戦闘の神様だけど、
興福寺の阿修羅像は、３つの表情があります。

激しい争いを経験し、その虚しさや愚かさ知るからこそ、
優しい表情も生まれるそうです。

 
（影郎デザインワークス　ブログより）


その表情は、顔だけでなく、手の動きにも表れていて、
その手の美しさを、フレームで表現したという作品、「ASURA」。

定年退職をして、ある国の検定試験を受けるのに、
今、猛勉強中のNさま。

勉強中の本を見せてもらったら、
ひょえーーーーーー

その国の言葉はもちろん、歴史の勉強もあり、
難しい字が、いーーーっぱい！！


華やかなお顔立ちと装い。

そこに、この「ASURA」のデザインが、ご性格のようにスカッとして、
かっこよかったです
 


ASURAのこのカラーは、もう完売ですって。
 
欠品してましたが、他のカラーが、本日入荷しました～


ひろみ